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「ウサギは寂しいと死んじゃう」
こんな話を聞いた事はあるだろうか?
「あ・・さみしい・・・」と感じると亡くなってしまうウサギ。
なんて繊細なんだとずっと思っていた。
聞くと医学的科学的根拠はないとの事だが、環境の変化等ストレスには弱いらしい。
ウサギには悪いがそれはともかく
イギリスで「孤独担当大臣」なるものが誕生したらしい。
イギリスでは高齢者を中心に孤独な生活を送っている方が多く、社会問題になっているとの事。
「いつも」または「頻繁」に孤独を感じている方が900万人(実にイギリス国民の7人に1人)いるという。
「孤独」がなぜ問題なのかというと
・1日に15本タバコを吸うのと同じくらい健康に良くない。
・天寿を全うせずに亡くなる可能性が50%も高くなる。
などなど心だけでなく体にも良くないらしい。
孤独であるとどうしても「寂しさ」「孤独感」を強く感じやすい人が多い為だという。
人との繋がりはそれほど大切。
という事で「話相手、考えや経験を共有できる相手がいない人たちが抱える孤独に対処するため」担当省が新設された。
因みに孤独感とは
・ひとりぼっちだという感覚
・心の通じあう人がいなくて寂しいという気持ち
との事。
やはり人から、世の中から忘れられるというのは寂しい。
ひとりぼっちは辛い。
しかし、友人がたくさんいても、都会で暮らしても、団体生活を送っても孤独を感じる人もいる。
どういうことなのか。
おそらく何か支えとなるもの、頼るものがないと不安になるという事なのだろう。
支えとなるものは「人」や「ペット」「もの」など人それぞれ。
私がお参りで家々をまわっていると一人で過ごしている方も多いが、この人孤独を感じてる?と思う方がいる。
大切な方を亡くされての一人暮らし。
「子供や孫からいつ連絡がきたのやら」と笑う。
「寂しくはない!」とは言わないが話す言葉は前向きである。
そんな方々に共通している事は
「先立たれた方々を心の支えとし、阿弥陀さまのお迎えがあるまではしっかり生きる!」
「阿弥陀様とご先祖になった方々は自分をずっと見ている!」
切れる事のない阿弥陀様とご先祖様との御縁を支えとしている。
そういったものを感じながら過ごす日々は一人でも「孤独」ではないのだろう。
生きて行くのに柱となり杖となるもの。
SNS等で繋がっている御縁も大切ですが、こちらも大切です!
「み佛の 光のうちに 住む身ぞと 思えばうれし つらき浮世も」
合掌
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