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花まつり

今日はお釈迦様の誕生日。

キリスト教でいえばクリスマス。

今からおよそ2,500年程前。

現在のネパール領、インドとの国境近くのルンビニーという所でお生まれになられた。

誕生の時には、天地は振動、花は一気に満開、天からは甘露の雨が降りそそぎ、その誕生を祝ったという伝説が。

それに習って花まつりと名付けられ、誕生仏(※上写真)に甘茶をかけてお祝いをするという風習が定着している。

お釈迦様は、一国の王子として生まれた。

小さい頃から王子としてあらゆる享楽を与えられながらも、人間として生きる意味を常に考えていた。

そして29歳になったある日、その答えを探しに王城をひそかに抜け出して出家者となった。

それから6年間、高名な学者に教えを聞いたり、様々な苦行を行ったりしたがお釈迦様の疑問に対して明確に答えを与え

てくれなかった。

お釈迦様が行った苦行

これがすごい

背中とおなかの皮ががくっつく程の断食。

気絶するまで息を止める。

死体だらけの墓場で生活する。

牛や自分の糞尿を食べる?!

まだまだある・・・。

そんな想像を絶する苦行を6年間行った先に

ある川のほとりで、一本の大樹のもとに坐って瞑想に入りやがて悟りをひらかれた。

35歳の時。

それから80歳で亡くなるまでの45年間、色々な所でたくさんの人に自らが悟った教えを伝えて歩かれた。

この教えを後世の人々が

あの時お釈迦様はこんな事言ったよ!!

こんなこともしてくれたよ!

と、膨大なその教えをまとめたのが経典、いわゆるお経である。

この教えが、お釈迦様が亡くなってから約1000年後

大陸を通り、海を渡って538年(552年?)に日本に伝わった。

車も飛行機も無い時代。

もちろん膨大な経典をポチっとメールでとはいかない。

移動も大変。

伝える方々も命がけ。

今日はお釈迦様の誕生日。

キリスト教でいえばクリスマス。

プレゼントは

仏の教えを示して下さったお釈迦様はもちろん、その教えを命を懸けて広めた方々にも感謝して。

合掌

 

 

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