春のお彼岸とは、春分の日を中日とした前後三日間の計七日間をいいます。
「彼岸」とは、我々のいる此の世界「此岸しがん」に対する彼の世界の事。
彼の世界「彼岸」とは先立たれ御先祖様になられた方々がいらっしゃる極楽浄土の事。
この極楽に往生(往って生まれる事)する事の大切さや有難さ、又亡くなった方々に対する想いを改めて考える事がお彼岸です。
経典に極楽浄土は遥か西の彼方にあると説かれております。
そのため、夕日が真西に沈む「春分の日」「秋分の日」に想いを定めてお念仏をお唱えする事が大切とされております。
是非、当寺本尊阿弥陀如来前にてご一緒に先立たれた方々へのご回向と極楽往生への御念仏をお唱え致しましょう。
合掌
春彼岸会 中日法要
日 時 令和五年三月二十一日(月) 十一時より
場 所 大覚寺本堂にて
※御来寺は決して無理をなさいませんようにお願い致します。